『星の王子さま』の名言から学ぶ|バオバブを抜くのを先延ばしにしてはいけない

どうも、海馬(@Transtier)です。

2021年2月末日、4年半過ごしたアパートを退去し、新生活をスタートさせることができました。そのアパートで暮らした期間というのは楽しいことも苦しいこともありましたが、総じて大きな変化を自分にもたらしてくれるものだったと言えます。

初めての一人暮らし、国家資格の取得、外資系企業への転職に大学卒業など、今の自分をベースアップさせることができたと考えています。しかし、その反面大きな反省をしなくてはならないことがありました。

それは掃除などの家事を疎かにしてしまったことです。今回は引っ越しに伴い、今後の人生に活かそうと思ったことを『星の王子さま』の言葉と共に書いていきたいと思います。

 

アパート退去で苦労したこと

水回りの掃除が大変だった

アパートから退去するにあたり、最も苦労したのが掃除です。中でも水回りの掃除というのは思ったよりも時間がかかってしまいました。

日頃から浴槽や排水溝は洗うように心がけていましたが、疎かにしていたのが壁やドアの掃除です。普段からなんとなく洗わないといけないとは思っていましたが、つい後回しにしていました。

その結果、退去日間際になってから掃除を開始することになり、時間を大幅にロスすることになってしまったのが大きな反省点ですね。

粗大ゴミの処分が大変だった

もう1つ大変だったのが、粗大ゴミの処分です。入居した時に買った折り畳み式のマットレスや布団セットがありましたが、寝ていると薄くて腰が痛くなってしまったので、全く使わなくなっていました。

いつか捨てようと考えていましたが、どうやって捨てればいいのか調べるのさえ面倒に感じてしまい、先延ばしにしているうちに退去日を迎えてしまったというわけです。実はアパートからそれほど遠く無い場所にゴミ処理場があり、土曜日でも持ち込みが可能だということが退去日になって分かりました。

退去を手伝いに来てくれた人にピストン輸送をしてもらって事なきを得ましたが、今後は不要な物はすぐに捨てる、そして不要な物は買わないという2点から気をつけていこうと反省しましたね。

 

生活よりも勉強を優先してきた

会社員としての武器を持つこと

4年半の生活を振り返ると、僕が最優先に考えていたのが勉強をして資格を増やすことでした。それは過去に会社員としてうまくいかなかった経験に対し、会社員として活躍できるだけの武器を増やしたいと思ったからです。

それにより、仕事が終わればすぐに帰宅してスーパーでお惣菜やお弁当、あるいは外食などをして食事を済ませ、それから夜中まで何かしら勉強をしていました。勉強をしていないと不安だったという心境でもあります。

夜更かしの生活から休日のリズムも狂ってしまった

勉強をしていないと不安という気持ちから、寝る時間がどんどん遅くなっていきました。以前も別の記事で書きましたが、午前1〜2時くらいに寝るというのが当たり前になっており、日付が変わる前に寝ることができていませんでした。

休日はその分を補うように長めに寝ようとするのですが、結局起きて勉強をしたりネットで調べ物をしたりと、家事をやる時間を確保できずにいました。その結果、勉強は進みましたが、生活という面では成長が見られなかったと思います。

 

『星の王子さま』のバオバブから学ぶ

バオバブに関する名言

アパートからの退去という初めての経験を通じて思い出したことは、『星の王子さま』に出てくるバオバブの話です。小さい芽のうちに摘んでおかないと、やがてどんどん成長して根が星を貫通し、破裂させてしまう悪い植物として描かれていました。

そのバオバブに関する名言は以下の通りです。

毎日のきまりにすればいいんだよ」のちに王子さまは言った。「朝、自分の身づくろいが済んだら、今度は星の身づくろいをていねいにしてあげるんだ。それでそのとき、これはバラじゃなくてバオバブだってわかったらすぐに、きとんと抜くようにする。はじめのうちは、バラとバオバブってよく似ているから。おもしろくもない仕事だけど、どってもかんたんさ」 星の王子さま p.30

これは非常に示唆に富んでいる言葉ですよね。僕の経験からしてみても、本来は毎日少しずつでも水回りの掃除をして、通常のゴミ袋で出せないようなものは早めに処分できていれば、アパート退去間際になってこれほど苦労はしなかっただろうと思います。

早寝早起きで掃除を習慣化する

新生活になってから、心がけていることが8時間睡眠を確保するということと、早起きをして朝に掃除をするということです。もともと出勤前には必ずシャワーを浴びていたので、その際に一緒に浴室の掃除をするようになりましたが、朝からとても気持ちがいいと感じました。

また、洗面台も身だしなみを整える際に必ず使用するので、使用し終わったら水滴を拭き取るなど、汚れがたまらないように気をつけるようになりました。

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すでにある習慣にプラスアルファを

何かを変える時、一気に大きな変化を取り入れようとすると反動も大きく、長続きしなくなってしまいます。すでに習慣になっていることにプラスアルファを加えることで、割と抵抗なく朝の習慣に掃除を取り込むことができました

まだ始めたばかりですが、今後も継続していけるという確信を持っています。

 

まとめ:面倒なことは早めに処理すること

以上、僕がアパートの退去を通して苦労したことと、同じ過ちを繰り返さないために『星の王子さま』から学んだことを書いてきました。やはりめんどくさいと思うことは、ついつい先延ばしにしてしまうのが人間の性なのではないかなと思いました。

毎日少しずつ、問題が大きくなる前に処理をしていくことで、最終的にかかるコストを下げられるんだと思います。その為には日々の生活を見直し、必要な習慣を取り入れていくことがとても大切だと分かりました。

習慣を取り入れる時は、すでに自分の習慣になっていることにほんの少しだけプラスアルファを加えることが一番簡単だと思いますので、皆さんも何か習慣を取り入れる際には参考にして頂ければ嬉しいです。

終わりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。この記事の内容が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

これからも学んだことや役に立つことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

それでは、また。

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海馬
「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC955点。英国と米国に滞在経験あり。2020年秋に産能大学卒業予定。学べる環境に感謝。