睡眠不足で酩酊状態に?|脳のパフォーマンスを高めて「負けないこと」を目指そう

どうも、海馬(@Transtier)です。

僕はどちらかというと夜型のタイプで、夜に考え事や勉強をすることが多くありました。夕食後から22時くらいまでであれば健全だと思いますが、なぜか12時を過ぎているのに浴室で無駄に1時間以上もネットサーフィンをしてしまったり、布団に入ってから突然アイデアが閃いて調べ物を始めてしまったりという状況でした。

就寝時間は平均して午前1時から2時であり、翌朝は7時半くらいに目覚めますが、朝からどんよりと気分が重く、体も疲れ切っていました。前日遅くまで調べていたアイデアも、朝になってみると取るに足らないものに思えてしまい、余計に「無駄な時間を過ごしているなぁ」と実感せざるを得ませんでした。

先日、会社から配布された健康啓発資料で睡眠不足の危険性が紹介されていました。これはいよいよ自身の生活改善が早急に必要だと思いましたね。

今回は睡眠不足の危険性と、自分が睡眠の重要性を感じたことについて書いていきたいと思います。

 

睡眠不足は気付かぬうちに深刻な影響がある

酩酊状態に近いらしい

睡眠不足の深刻さについて以前にも聞いたことがありましたが、徹夜明けは泥酔状態に近いほど認知能力が下がるということです。また、徹夜ではなくても睡眠時間が4時間程度の日が5日ほど続いていると、同様に酩酊状態レベルにまで認知能力が下がるということでした。

僕は車が必要な現住所に転勤してからはお酒をほとんど飲まなくなり、二日酔いに悩まされることから解放されたと思っていましたが、知らず知らずのうちに酩酊状態になっていた可能性があるということですね。朝にお酒を飲んでから出勤するという社会人はいませんが、睡眠不足によって酩酊状態になっている社会人は多いかもしれませんね。

日中は眠気を感じにくい

これは健康啓発資料にも書いてあり、また自身の実感としてもありますが、日中は眠気を感じにくいそうです。朝起きた瞬間は非常に体が重く、みぞおちの辺りに鉛でも入っているかのようにどんよりとした気持ちになりますが、しばらくすると不思議と楽になっていきます。

職場に着く頃には多少眠気はありますが、業務に支障をきたすほどではないと思っていました。その為、睡眠不足を深刻に考えていませんでしたね。

しかし、先程の話によると睡眠不足が続けば続くほど認知能力が酩酊状態のように低下しているということですので、そう考えると非常に怖いなと思いました。

事故につながる危険性

僕のメインとなる業務はチームを管理することなので、危険を伴う作業に従事するということはありません。しかし、通勤時には車を運転しますし、必要があればフォークリフトにも乗ります。

厳密には酒気帯び運転ではありませんが。睡眠不足によって同じような状況になっているんだとしたら、非常に怖いですよね。自分だけではなく、他の人を巻き込む可能性があることを知り、改めて睡眠時間の確保を心がけていこうと思いました。

 

『孫子の兵法』とチェスを学びたい

健康啓発資料の他にもう1つ、僕が睡眠不足を改めようと思ったきっかけがあります。それが最近の楽しみである『孫子の兵法』とチェスです。

「負けないこと」が大切

『孫子の兵法』は基本的に「いかに戦わずして勝つか」ということを書いた兵法書ですが、他にも一貫して「負けないこと」の大切さが書かれています。やはり書かれたのが春秋戦国時代ということで、負けたら命まで奪われても仕方ないという緊張感のある時代だからですね。

現代においては命を取られるようなやり取りはありませんが、やはり仕事上の競争などは日常的にあります。仮に同じ能力のライバルがいたとして、一方は睡眠不足で酩酊状態、もう一方はたっぷり睡眠をとって絶好調だった場合、勝負は目に見えていますよね。

敗因を作らないことが大切だという『孫子の兵法』を学ぶからには、僕自身もまずは常に最高のパフォーマンスをできるようにしなければならないと思いました。

チェスも強くなりたい

最近になり、高校生時代以来ですっかりハマっているチェスでもさらに強くなりたいと考えています。今はスマホアプリのチェスにおいて、中級レベルのレーティング1200までは勝利することができました。

チェスは盤面の状況を把握し、相手の狙いを察知して潰し、そして自分が有利になるように戦局を進めていく必要があります。そのような頭脳スポーツを勉強しているものが、睡眠不足によって酩酊状態のまま対局しても負けてしまいますよね。

その為、しっかりと睡眠時間を確保して強くなっていきたいと思いました。

 

8時間睡眠を取ったら集中力が持続した

爽快感と充実感

実は今回の記事を書く前日、いつものように夜更かしをせずに8時間睡眠を確保しました。23時頃までに就寝し、起きたのは7時過ぎでしたが、起きた瞬間の不快感や気持ちの落ち込みが一切なく、朝日とともに気分良く目覚めることができました。

会社でもいつにも増して集中力が持続し、足腰にしっかりと力が入っていたように感じました。いかにこれまで睡眠不足によって自分のパフォーマンスを下げてしまっていたのかが分かりましたね。

このような快適さを体験してしまっては、今後も継続して睡眠時間を優先的に確保したいと思いました。

 

まとめ:睡眠不足は健康被害だけではない

以上、睡眠不足によって引き起こされる脳のパフォーマンス低下と、僕がなぜ睡眠時間を確保しようかと考えたかについて書きました。

睡眠不足によって引き起こされる脳血管障害や心疾患、体重増加などについてはあえて書きませんでしたが、たかが睡眠不足だといって侮っていると恐ろしい結果に繋がりかねません。さらに脳のパフォーマンスが低下することで、仕事でミスをしたり、最悪の場合は事故につながったりする危険性もあります。

しっかり寝た時の快適さを忘れず、引き続き睡眠時間をしっかり確保していきたいと思います。皆さんも夜更かしで睡眠不足が続いているなと思ったら、ぜひしっかりと睡眠時間を確保してくださいね。

終わりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。この記事の内容が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

これからも学んだことや役に立つことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

それでは、また。

関連記事チェスを通じて学ぶ『孫子の兵法』|敗因を減らして「負けない」ことを目指す




よければシェアもおねがいします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US

海馬
「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC955点。英国と米国に滞在経験あり。2020年秋に産能大学卒業予定。学べる環境に感謝。