老子の教え「千里の道も一歩から」|目標達成のために物事をシンプルに考える

どうも、海馬(@Transtier)です。

先日、目標設定に関する記事を書きました。目標設定は結果ではなく、原因にフォーカスをして決断する方がいいという内容です。

これはジェームス・アレン著の「原因と結果の法則」から学ぶことができました。つまり、しかるべき原因があり、その上で結果があるということから、まずは結果に結びつく原因を作っていくという発想です。

これは言い換えると、目標設定は物事をシンプルに考えるということと同義なんじゃないかと思いました。「千里の道も一歩から」ということわざがありますが、まさにその通りですよね。

千里の道も一歩からの由来

千里の道も一歩からの意味

「千里の道も一歩から」の意味を改めて書く必要もないと思いますが、念のため。千里の道を行くような大業であっても、まずは身近なところから着実に努力を重ねていくことで成功できるという教えですね。

僕は以前に、初心者ながら岩だらけの山を登ったことがあります。登山口について目指すべき頂上を仰ぎ見た際、最初に頭に浮かんだのはネガティブなことばかりでした。「大変そう」や「めんどくさそう」ということですね。

いざ登り始めると、足元は大小様々な岩ばかりなので、一歩一歩着実に進んでいくしかありません。少しでも気を抜けば怪我につながるというのは初心者でもわかります。そうして少しずつ登っていき、ふと前を見ると、あんなに遠くに見えた頂上はもうすぐ近くまで来ていた。という経験がありました。

なので、先を見てしまうと嫌になることはたくさんありますが、そういう場合は小さなステップに分解し、努力を積み重ねていくことで、いつか大きな成果となるということを実感しました。

ちなみに英語では、

The longest journey begins with a single step.

となります。どんなに長い道のりでも、一歩から始まる。

似たような意味のことわざに「ローマは1日にしてならず」もありますが、やはりコツコツと継続していくことが重要なんですよね。ある意味で、最も長く受け継がれている目標達成に関する成功法則のような気がしました。

「千里の道も一歩から」の由来は老子の言葉

この長く語り続けられている「千里の道も一歩から」ということばですが、これはもともと、古代中国の思想書である「老子」の言葉が由来だそうです。老子は人の名前だと思っていたのですが、書物のことだったんですね。

老子というのはやはり人の名前だったようです。しかし、実在していたかどうかは不明であり、そもそも誰のことを指しているかも不明とのことでした。そのため、”思想家”ではなく”思想書”と書いています。

老子については、また別の機会に調べたいと思います。本日は、老師の教えについてだけ。

千里の道も一歩からの由来になった言葉は、次の文章からだと言われています。

「合抱の木も毫末より生じ、九層の台も、累土より起こり、千里の行も足下より始まる(両手で抱えるほどの大木でも、毛先ほどの小さな芽から成長し、九層にも及ぶ高台も、小さな土を重ねることから着手し、千里の道のりも足下の一歩から始まる)」from 故事ことわざ辞典

どんなに大きいことも、はじめの一歩無くしては達成できませんよね。そういったことを、シンプルに教えてくれる言葉だなと改めて感じました。

開き直ることが大事

物事をシンプルに考えた開き直りの例

以前にジェームス・スキナーという人の本を読んでいた時、こんな言葉が紹介されていました。

こげばいいでしょう! こげば!

なんのこっちゃ?と思った方。僕も最初は思いました。

説明をすると、これはツール・ド・ヨーロッパという自転車レースに参加した時の合言葉だそうです。欧州14カ国を横断し、5000kmを走破するというチャレンジで、37日間も1日156kmペースで走り続けるという過酷なレースです。

そんな極限状況で、ゴールにたどり着くために必要なのは先をどうこう考えることではありません。ゴールするための解決策はただ一つ。ペダルを”こぐしかない”わけで、そこからこの「こげばいいでしょう! こげば!」が合言葉になったんだとか。

そう考えると、目標達成もシンプル化できそうですよね。

シンプル化した目標例

英会話を習得したい場合

英語表現を覚えて)話せばいいでしょう! 話せば!

TOEIC990点を取得したい場合

(問題集を)解けばいいでしょう! 解けば!

ダイエットしたい場合

運動すればいいでしょう! 運動すれば!

あるいは

食事制限すればいいでしょう! 食事制限すれば!(ちょっと長いか。。。)

作家になりたい場合

文章を)書けばいいでしょう! 書けば!

近道を探しすぎない

何かに挑戦をしようとして、情報を調べようとする際、目標を達成するためにはどれだけ近道できそうかということを最重要課題にして考えています。勉強する時間が好きなだけ確保できていた学生時代とは異なり、社会人になってから何かに挑戦するというのは時間的制約が大きいからですね。

例えば外国語を勉強する最短の方法はどれかと色々と調べますが、結局は以下の4点を満遍なく学習すればいいということに気がつきます。

読む
聞く
書く
話す

この4つのスキルを、どんな順番で勉強すれば効率がいいのかは気になりますが、いずれにしても、4つのスキルを磨けばいいわけです。情報を調べて回っていると、実際には何も勉強していないのに、勉強した気になってしまうことってありますよね。

ライフハック、英会話、ダイエットに関する情報は癒しであるという人がいました。それは、読んだだけで実際にそうなった気分に浸れるからだそうです。

たった30日で英語がペラペラになった勉強法!

という記事を読めば、「たった30日でペラペラになれるなら、今はやらなくていいや」という気持ちにもなってしまいそうです。情報収集だけで満足せず、目標を決めたらさっさと努力を積み重ねていくほうが結果は早くでるんじゃないでしょうか。

まとめ

結果ではなく原因にフォーカスをするということは、物事をシンプルに考えることと言い換えられることができそうですね。「千里の道も一歩から」という言葉は以前から知っていましたが、目標設定に関する内容を学んだ後では、これ以上ない成功法則のような気がします。

何かを成し遂げたいと思ったら、必要なことをシンプルに続けることが結局のところ、一番の近道なんですよね。そのことを意識して、目標達成に向かって進んでいきましょう。

それでは、また。

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ABOUTこの記事をかいた人

「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC925点。英国と米国に滞在経験あり。産能大学通信課程3年生在学中。学べる環境に感謝し、#ありがとう100万回チャレンジ 挑戦中。