習慣をつくる3大要素|変化するために必要なことは「習慣化する」こと

どうも、海馬(@Transtier)です。

ハーバードの人生を変える授業』に取り組むことが2021年の目標です。昨年末から始めたこの挑戦で、今回は第2週目の課題である「習慣化する」に取り組んでみました。

皆さんは「習慣化」という言葉を聞いた時、どのようなことを思い浮かべますか? これまで色々な自己啓発本の中で習慣の大切さを目にしてきましたが、自分の中でうまく消化しきれていませんでした。

今回の課題を通じ、物事を習慣化するためには3つの大きな要素があることを学びました。このことを理解しているのとしていないのとでは、今後の人生に大きな差が生まれるんじゃないかと思いますので、読んで頂けたら嬉しいです。

変化することに関しての話は以下の記事に詳しく書いていますのであわせてどうぞ!

関連記事【座右の書】『チーズはどこへ消えた?』の名言と感想|変化を恐れず、受け入れよう

 

変化をしたければ習慣を取り入れよう

自制心よりも変化を

本書の中で、変化するために必要なことについて以下のような一文がありました。

変化するために必要なのは、自制心を養うことではなく、習慣を取り入れること

この文章を読んだ時、なるほど確かにと思いました。これは僕が仕事をしている倉庫現場において、まさに同様のことが言えるからです。

例えば作業者がミスを起こしてしまった場合、単なる注意喚起をしてもミスを防ぐことには繋がりません。作業者に注意をしろと言っても個人差やその日のコンディション、周りの状況などあらゆることに影響を受けてしまうからです。

その代わりに作業手順を見直して追加や削減をしたり、環境自体を変えることでミスの再発防止を徹底します。そのため、先述した文章に納得しました。

習慣化することの特徴

習慣化することの特徴については、次の2点が挙げられていました。

  1. 最初に何かを習慣化することは難しい
  2. 習慣を続けることは比較的簡単

三日坊主という言葉があるように、何か新しいことを始めようとしても継続させるのは難しいことがあります。このことについてはよく「感情の法則」になぞらえて説明されることが多いですよね。

止まった状態の物体は止まったままであろうとし、動いている物体は動き続けようとする。

新しく習慣を取り入れようとする状態というのは、物体が止まっている状態から動かそうとしている状態ですよね。最初は大きな力が必要となりますが。一度動き出せばそのあとは小さな力でも動き続けようとします。

習慣の大切さをわかっていても、なかなか継続させることは難しいのが現実です。しかし、本書においては習慣をつくるために必要な3大要素を紹介してくれていました。

 

習慣をつくる3大要素

1. 確固たる価値観

まず最初の要素は「確固たる価値観」を持つことです。何か習慣を取り入れたいと考えた時は、何か自分が望むものを手に入れたいと願った時と言えますよね。

その習慣を手に入れることによって、どんな変化を期待するのか。目標が明確になっていなければ、何をすれば良いのかが不明瞭になってしまいます。

これから変化をして行った先に、どんな自分になりたいのか。なぜそうなりたいのか。自分が望む姿と必要なことは何なのか。

そのような確固たる価値観を手に入れることが先決なんですね。

2. 決まった行動

習慣を取り入れると考えた時、真っ先に思い浮かべることはこの「決まった行動」かと思います。習慣の例として、毎朝の歯磨きや夜寝る前の瞑想などがあります。

歯磨きや瞑想というのが「決まった行動」なので、この要素についてはそれほど難しくないかと思います。重要なことは、最初の要素で明確にした「確固たる価値観に基づいた行動」である必要があるわけですね。

3. 決まった時間

習慣化するための3大要素のうち、盲点だったのが最後の「決まった時間」に行うということでした。これまで僕が習慣化に失敗したことを振り返ってみると、決まった時間に行うという要素がかけていたことが多かったことに気がつきました。

いわゆるスキマ時間を見つけて行動しようと始めた習慣は、仕事やプライベートで起こる不測事態によって継続できなくなってしまった経験が多くあったんですね。もしかしたら皆さんの中にも習慣化させることが苦手だという人がいるかもしれません。

そんな時はこの「決まった時間」という要素を見直すことで、習慣化させることができるようになるのではないかと思いました。

 

習慣を「取り入れること」と「やめること」

2つの習慣を実行する

本書における課題は「2つの習慣を実行する」というものです。こうすればもっと幸せになれると思う2つの習慣を考え、実行することが課題でした。

僕はこの課題に対し、以下の2つを実行することを決めました。

  1. 夜寝る前に感謝できる5つのことを感謝ノートを書く
  2. 仕事の昼休憩に少しでも勉強をする

1.は「最強の自己啓発である感謝することを取り入れることで人生を変えたい」という確固たる価値観に基づき、感謝できることを5つノートに書き出すという決まった行動を、夜寝る前という決まった時間に行うことを決めました。

2.は1.よりも多少弱くなってしまいますが、同僚がスマホアプリや寝ている昼休憩に少しでも勉強することで成長することを目的としています。ただし、仕事に支障が出てしまっては本末転倒のため、余裕を持った習慣にしました。

悪い習慣を止める

本書では特に触れられていませんでしたが、課題について考えている中で自分が無意識に行ってしまっている悪い習慣を止めることも重要だなと思いました。

例えば寝る前にネットサーフィンで時間を潰してしまうということや、週末の朝にYouTubeを1時間以上観てしまうということなどです。時間は有限で、命そのものと言っても過言じゃないですよね。

新しく良い習慣を取り入れるためには、悪くて古い習慣を止めることが必要なんだと思いました。

 

まとめ

以上、『ハーバードの人生を変える授業』第2週目の課題として「習慣化する」ことについて書きました。第1週目の課題だった「感謝する」ことをすでに習慣として取り入れていたので、今回の課題で改めて習慣化することの大切さを学ぶことができました。

また、自分の習慣について考えることで、自分が行っている悪い習慣に気付けたことも良かった点ですね。今後も自分の人生をより良く変化させるため、課題に取り組んでいきたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。この記事の内容が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

これからも学んだことや役に立つことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

それでは、また。

よければシェアもおねがいします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US

海馬
「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC955点。英国と米国に滞在経験あり。2020年秋に産能大学卒業予定。学べる環境に感謝。