どうも、海馬(@transtier)です。
自分はこれまで、「忙しい」という言葉を口にしていました。
特に昨年は転職をし、業務を新規に立ち上げ、さらに途中から責任者のポジションとなったので、最初のうちは毎日遅くまで残業です。仕事はやりがいもありますし、自分のスキルを活かすことが出来る職場なので不満はありませんでしたが、それでも毎日残業が続くと家族や友人から心配されました。
「仕事は忙しい?」
そう訊かれると、「楽しいけど、忙しい」と答えていたんですね。不思議なもので、自分で「忙しい」と口にすると、何だか本当に心が消耗していくような感じがしました。
「忙」という漢字は「こころ」を「亡くす」と書く
そういう話をよく聞きますが、本当にその通りだなと実感しましたね。徐々に心がすり減り、仕事でもイライラすることが増えてきました。
そんな時、ある言葉に出会いました。それが今回のタイトルでもある言葉です。
「大変」は「大きく変わる」ということ
「忙しい」と言う代わりに、「大変」という言葉を使おうとある人から言われました。それはとても衝撃だったことを覚えています。
なぜなら普段の生活の中では、何か問題やトラブルが起きた時に「大変」という言葉を使っていたからです。
実際に辞書で調べてみても、やはり「大変」という言葉にはどちらかというとネガティブな意味が含まれていて、タイトルのような意味はありません。
ですが、確かに漢字の意味だけを考えると、「大きく変わる」とも読めるんですよね。
大きく変われる環境に身を置いている
なぜ今の自分にとって、今の状況が大変なのか。
それはまだ、今の自分のレベルが状況に追いついていないからなんだと思います。僕がよく思い出すのは、部活動の練習です。最初は先輩たちについていくのも難しく、毎日の練習が本当に大変でした。
先を見ると心が折れそうになるので、その日その日をこなすことに精一杯です。そんな状況を過ごしていくと、ある時自分がその練習を難なくこなせるようになっていたんですよね。
大変な状況が大変だと感じなくなった時、人は「大きく変わった」と言えるんじゃないでしょうか。
変化を恐れず、楽しむこと
以上、大変という言葉には大きく変われる可能性が秘められているということについて書きました。
変化を楽しむというと、真っ先に思い出したのがスペンサー・ジョンソン氏の名著である「チーズはどこへ消えた?」と言う人も多いのではないでしょうか。
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僕もこの本は会社の上司に勧められたのがキッカケで読みましたが、短い話なのに気づくことが多く、大変参考になった本です。
そして今は自分のチームメンバーに紹介したのですが、読んだメンバーからも非常に高評価でした。この本から気づいたことや学んだことについても、記事にしてみたいと思います。
まとめ
大変という言葉には、無理やりかもしれませんが”大きく変わる”という意味を持たせてもいいのかもしれません。
これからは「忙しい」ではなく、なるべく「大変」という言葉を使っていきたいと思います。そして、大変さを感じるのは大きく変化できるチャンスだと考え、色々なことに挑戦してきたいですね。
それでは、また。
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