どうも、海馬(@Transtier)です。
皆さんは【引き寄せの法則】というあまりにも有名な法則はすでに知っているか、耳にしたことがあるかと思います。インターネット上には「引き寄せの法則で顔や外見が変わった」とか「働かなくても毎月収入が300万円入ってくるようになった」というような信じがたい体験談がありますよね。
僕自身はどうかというと、実は”これこそ【引き寄せの法則】だろう”という経験があります。それがタイトルにも書いてある通り、外資系企業へ転職をした時の話です。もちろん、【引き寄せの法則】というのは考え方によるものなので、僕が勝手に思っているだけかもしれません。
しかし、かつての僕のように仕事に悩んでいる人もいるかもしれませんので、何かの参考になれば幸いだと思い、体験談を書いていきます。
目次
引き寄せの法則とは?
ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』
【引き寄せの法則】というのは、簡単に言ってしまうと”自分が普段考えていることと同じものを人生に引き寄せる”ということになるでしょうか。もともとはナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』を読んだ時に初めて知りました。
仕事がうまくできず、ずっと悩んでいた時だったので、【引き寄せの法則】を知った時は衝撃が走りました。「人は思い描いたとおりのことを手に入れることができる」という一文にすっかりと魅了されてしまって、それからその類の本を読み漁りました。
しかし、現実の世界は甘くなく、望んだような変化も起きませんでしたね。
【引き寄せの法則】に大事なのは感情? イメージ?
ある時【引き寄せの法則】に必要なのは思考ではなく感情であり、明確に思い描けるイメージだという話を聞きました。頭で考えているうちは、無意識に否定してしまうので、結局のところ否定的な結果が引き寄せられてしまうということです。
しかし、僕はもともとネガティブで卑屈な性格なので、手に入れてもいない理想的な姿をただ思い描くということができませんでした。そうして、僕は徐々に【引き寄せの法則】に期待することをしなくなったんですね。
【引き寄せの法則】で転職するまで
バックオフィスで働きたい
それから【引き寄せの法則】を思い出すこともなく、なんとか仕事を続けていました。転職前の環境というのは僕にとっては非常に苦痛で、一刻も早く抜け出したいと常に考えていました。正社員でチームのリーダーを任されていたものの、客先駐在だったので、僕は他の派遣社員のメンバーと同じような仕事でした。
毎日同じことの繰り返しで、メール対応も電話対応もない。目の前にいる客先のマネジャーはいつも不機嫌で、ため息、咳払い、舌打ち、さらにはキーボードを叩く音が大きく、威嚇するようにボールペンをカチカチとノックするなど、職場での不快行為をまとめたような人でした。
さらにもともとは事務職だったのが、半分現場の環境です。現場での作業は好きではなかったので、僕はいつかまた、バックオフィスで働きたいと願っていました。
転職前の会社については、以前にこちらの記事を書いた通りです。
オメガのシーマスターが欲しくなる
仕事で評価されず、やりがいも感じられない日々が続いたある時、僕は無性に機械式の腕時計が欲しくなりました。いわゆる高級腕時計というやつです。
給料が上がったわけでもありませんが、なぜか急に惹かれてしまったんですね。僕はその時、20代前半に購入したシチズンのアテッサを身に着けていました。チタン製のソーラー式電波時計なので、軽いし時間も正確ということで不満はありませんでしたが、やはり本物の機械式腕時計が欲しいと思いました。
名前を知っている高級腕時計のメーカーはロレックスかオメガです。ロレックスを買う経済的余裕は残念ながらなく、オメガの時計を調べていると、シーマスターに一目惚れしてしまいました。
決めたら居ても立っても居られなくなり、2017年の年末にオメガのシーマスターを購入しました。
【引き寄せの法則】腕時計を購入して変わったこと
眺めて妄想することが増える
オメガのシーマスターを購入してから後悔したことは一度もありません。自動巻の機械式腕時計は身に着けている限りは動き続けるので、毎日職場に着けていきましたね。流石に作業中は傷をつけたくないので外しましたが、それ以外の時はほとんど身に着けていました。
オメガのシーマスターに決めた理由の1つに、スーツやオフィスカジュアルに合わせても似合うという点があります。仕事が暇でどうしようもない時、以前であれば苦痛に感じていましたが、シーマスターが目に入るたびにビジネスカジュアルに身を包み、オメガのシーマスターを身に付けて颯爽とオフィスを歩く。
そんなことをイメージして過ごしていると、とても気分がいいものになりました。
Twitterとブログを始める
2018年9月頃から僕はTwitterを始めました。当時の会社にいても将来を感じられないので、何か少しでも行動をしてみようと思ったからです。
Twitterは最初、オメガのシンボルである裏蓋に刻印されたシーホースの画像と、シーマスターという名前で始めました。TOEICに再挑戦をするという記念にアカウントを作りましたが、その後もっとアウトプットもしていきたいと考え、アカウントを今の名前である「海馬」に変更し、当ブログ「知識の海から」を立ち上げることにしました。
以前の会社では英語や勉強をするということは現実逃避という扱いだったので、たくさんの同志に繋がれるTwitterは非常に心強い場所でした。外資系企業への挑戦や転職という選択肢が現実味を帯びてきたことを実感した時期ですね。
自分の強みである英語や事務経験を活かせる求人はないか、求人情報サイトを暇さえあれば探していました。
【引き寄せの法則】元同僚からの誘い、そして転職へ
急に飲み会に誘われ、転職決定
2018年12月、TOEICで955点を取得したにも関わらず、上司から「お前は何がしたいの?」と冷笑されたことにひどく落ち込んでいました。そんな時、すでに会社を辞め、転職をしていた元同僚から飲みに誘われることになりました。
その同僚は外資系企業に転職し、働いていると近況を報告してくれました。会社名を聞くと、僕が求人サイトを見て気になっていた会社だったので驚きましたね。
人を探しているから興味があるなら責任者と会ってみないかと誘われ、面接を受けると、そのままあっという間に転職が決まってしまいました。
転職先の会社は海がイメージだった
転職してから気がついたのですが、その会社は海運事業で世界的な物流会社です。会社のシンボルマークは海に関連したもので、国際色豊かな会社でした。
その時、僕が購入し、オフィスに身に着けていくことを妄想していた腕時計はオメガのシーマスター。ネイビーブルーのカラーや海という関連性は、決して偶然ではないと思っています。
都内にある本社に初めて出社した時は、まさに自分が妄想していた通りのオフィスでとても感動しました。今はまだ現場勤務ですが、次は本社勤務になることが目下の目標ですね。
もちろん、オメガのシーマスターを見に着けて。
まとめ
以上、僕が【引き寄せの法則】によって外資系企業への転職を引き寄せた体験談を書きました。
みなさんは読んでみて、どう思われたでしょうか。【引き寄せの法則】で仕事を引き寄せた話として受け取ってもらえるか、単なる偶然だと思われるかは判断が分かれるところかと思います。
ただ、やはり大事なのは頭で考えているよりも、具体的に感情やイメージを動かすことなのかなと思います。
僕の座右の書である『チーズはどこへ消えた?』の中にも、実は【引き寄せの法則】と思われる一文がありました。それを紹介して、本記事の締めとさせて頂きます。
まだ新しいチーズがみつかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する
それでは、また。
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