ドラえもんのひみつ道具”どくさいスイッチ”から学ぶ|変えるべきは自分自身ということ

どうも、海馬(@Transtier)です。

僕が小学生の頃によく遊んでいた友人の家には、階段の脇に本棚があり、そこに父親の代から集められた漫画が並んでいました。その友人の家に行った時はゲームをするか漫画を読ませてもらうかの二択で、学校帰りから夕方まで、しょっちゅう遊びに行っていましたね。

その漫画本の中にはみんな大好き『ドラえもん』があり、僕も何度も読み返していました。なぜ急にこんな話を始めたのかというと、ふと思い出したドラえもんのひみつ道具があるからです。それは、”どくさいスイッチ”というひみつ道具。

このストーリーを思い出した時、しっかりと自分自身にある考え方を刻み込まなければならないと思いました。

それは、変えるべきは自分自身だということです。

 

ドラえもんのひみつ道具 ”どくさいスイッチ”

”どくさいスイッチ”とは

どくさいスイッチを簡単に説明するなら、自分にとっての邪魔者をこの世から消し去ることができるスイッチです。「どくさい」とは、すなわち「独裁」という意味ですね。

消したい相手を示す言葉、例えば名前やあだ名を声に出しながらスイッチを押すと、相手はその瞬間にパッと消えてしまいます。消えてどこに行ってしまうのかという説明もなく、消えた人はもともと存在していなかったかのように忘れられた描写が当時は不気味でしたね。

邪魔者を自由に消すことが出来たら、独裁者にとっては非常に便利な道具ですよね。ドラえもんの説明も、最初は「未来の独裁者が作らせたひみつ道具」というようなことをのび太に言っていました。(もし本当なら、そんな物騒な道具を小学生に渡すなよと思いますが。。。)

”どくさいスイッチ”の本当の存在意義

どくさいスイッチを受け取ったのび太は、最初にジャイアンを消してしまいます。ジャイアンがいなくなって安心したのも束の間、次はジャイアンのようになったスネ夫がやってきて、のび太をいじめてきます。次にスネ夫を消すと、また別の誰かがジャイアンの役目として現れる。

挙句の果てには世界中の人を消してしまったのび太ですが、最終的に寂しさから全員を消してしまったことを後悔します。その前にドラえもんが現れて、ネタバラシをするのですが、実は独裁者になるための道具というのは嘘で、どくさいスイッチの本当の意義は「独裁的な人を懲らしめるためのひみつ道具」だったんですね。

 

ジャイアンが消えてもスネ夫がいる

嫌な人はどこへ行ってもいるということ

社会人になってから、「嫌な人はどこへ行ってもいる」という話をよく耳にするようになりました。そして残念なことに、どうしてもこの人とは関わりたくないという人と出会うことが学生時代よりも格段に増えた気がします。

最初は僕も「あの人さえいなければ」という考えを持っていましたし、自分が正しくて相手が間違っていると思っていましたね。しかし、”どくさいスイッチ”が本当に学びの多い話だと思うような出来事があり、他人よりもまず自分が変わらなければと思いました。

嫌いな人がいなくなったら、別の人が気になるようになった

僕が経験したのは、職場内で秩序を乱す社員との争いの顛末です。その社員は僕よりも社歴が長かったのですが、問題行動が多く、会社からも要注意人物となっていました。

オペレーション・マネジャーとして新米ながら働いていた僕にとって、その社員の行動は本当に迷惑で、いつも「あの人さえいなければ」と考えていました。あまりにも問題行動が続くので、上司の意向で僕のチームから外してもらうこととなり、非常にホッとしたんですね。

これでもう余計なことで悩まなくて済む。当事はそう思っていましたが、実際に彼がチームを離れると、今度は別の人に対してイラッとしてしまうことが多くなりました。これはまさに、”どくさいスイッチ”の話と同じなんですよね。

ジャイアンが消えたらスネ夫が出てきた

どくさいスイッチ”の話の中で僕が一番印象的だったのは、ジャイアンが消えた後、ジャイアンのポジションに収まったのはスネ夫だということです。漫画の中では体がジャイアン並みに大きくなったスネ夫が描かれていて、衝撃を受けましたね。

現実世界では、いなくなった嫌な人と全く同じような人が現れるということは滅多にないですが、それでも「あの人さえいなければ」という考えを持ったままでは、おそらくその先も「あの人」が出てくるんじゃないかと思いました。

 

自分自身の考え方を変えること

物事自体に善悪はなく、受け取り方次第

ほんの少しだけ話が逸れますが、物事自体に善悪はなく、受け取る側の考え方次第だという話を以前に聞きました。例として挙げるなら、時として甚大な被害を人間社会にもたらす台風があります。2019年の台風15号に被災した僕としては、もう2度と台風が発生してほしくないとさえ思っています。

しかし、台風は自然界において重要な役割があり、それは海水を攪拌することで海中の温度を平均的に保つことだそうです。人間から見たら台風は災害であり、地球規模から見れば重要な自然の営みです。

このように、見方や受け取り方が違えば、台風も180度違ったものとして扱うことができるんですよね。

人間に対しても同じかもしれない

人間には自然現象と違って、善意と悪意があります。なので、台風と同列に扱うことは無理があるかもしれませんが、少なくとも自分の受け取り方次第ということでは同じかもしれません。

僕たちが「あの人」に対してイラッとしてしまう言動は、「あの人」が悪意をもって行っていることかもしれないし、単純に無知ゆえの行いかもしれない。そう考えると、自分の目の前から嫌な人を消す方法というのは、自分自身の考え方を変えることなのかもしれないと思ったわけです。

人は一人では生きていけない

どくさいスイッチ”の話の最後では、孤独に耐えられなくなったのび太が夜空に向かって「でてきてよう……。だれでもいい。ジャイアンでもいいからでてきてくれえ! ひとりでなんて…。いきていけないよ…」と嘆くシーンがありました。

僕たちは世界中の人を一瞬で消し去ることはできませんが、嫌な人を拒絶していった先には同じような未来が待っているのかなと考えさせられるシーンですよね。

 

まとめ

以上、ドラえもんのひみつ道具”どくさいスイッチ”から考えたことについて書いてみました。

「あの人は嫌な人」として切り捨てることは簡単ですが、そうするとまた別の誰かが出てくるような気がします。いざとなったら逃げればいい。そう考え、まずは嫌な人を嫌だと思わないような心の持ち方をできるようになりたいと思いました。

嫌な人が消えることを願うより、嫌な人を嫌な人だと思わない心の持ち方を。変えるべきは自分自身ということを忘れずに。

それでは、また。

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「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC955点。英国と米国に滞在経験あり。2020年秋に産能大学卒業予定。学べる環境に感謝。