どうも、海馬(@Transtier)です。
2021年を迎えるにあたり、これからの人生をより良いものにする為、1年間を通じて取り組むことを決めたことがあります。それはタル・ベン・シャハー氏による『ハーバードの人生を変える授業』に紹介されている課題を毎週こなしていくということです。
本書の構成はWeek1からWeek52までと、ちょうど1年間の講義内容となります。今回は最初の課題として、「感謝する」ということに取り組みました。取り組んだ内容と、自分が考えたことについてまとめていきたいと思います。
目次
最強の自己啓発「感謝する」
自己啓発本でよく目にする
「感謝する」というのが、まず最初の課題です。これには正直なところ、少し拍子抜けした感じがありました。なぜなら「感謝する」というのはそれこそ様々な自己啓発本に載っている内容であり、真新しさがなかったからです。
世界最高峰であるハーバード大学で教えられている内容が「感謝する」ということは不思議な感じがしましたね。しかし一方で、「感謝する」ことが秘める無限の可能性に対し、ワクワクとした感情が起こってくるのを感じました。
「感謝する」ことによって起こること
本書では心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッカローの実験について紹介されていました。被験者を2つのグループに分け、1つのグループには毎日感謝できることを5つ書いてもらうというものです。
感謝できることを毎日考えたグループは、比較対象グループに比べて幸福感を感じるようになり、ポジティブな気分を味わえるようになったそうです。この変化はとても大きいですよね。
さらに気分的な変化は身体面にも大きな恩恵をもたらし、よく眠れるようになったり不定愁訴も減ったということです。「感謝する」ということは無料でできることなのに、それによってこれだけ多くの変化をもたらせるとしたら、とてもお得だと思いました。
感謝ノートを作る
ほぼ日手帳に毎日感謝できることを5つ書く
さて、ここからは僕が実践していることについて紹介していきたいと思います。僕が実践しているのは、本書でも紹介されていた「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書いてもらう」というものです。
もともとほぼ日手帳ユーザーで、これまでは目標や実際の行動記録などをメインとして書いていました。そこに感謝することを書き込むという習慣を取り入れるのは比較的簡単で、僕にはとても合っていたのではないかと思います。
▼ほぼ日手帳に関しての話は以下の記事に詳しく書いていますのであわせてどうぞ!
関連記事:<ほぼ日手帳術>目標管理のため、朝と夜に書いている4つの項目|目標の可視化
毎日感謝を書くようになって変わったこと
毎日、その日の終わりに1日を振り返って感謝できることを探してみると、当たり前だと思っていたことが実際には感謝すべきことだったということを実感するようになりました。
例えば電気を使えることはずっと当たり前だと思っていましたが、ふと停電になった時のことを思い出してみると、それがいかにありがたいことだったのかとしみじみと感じました。電気だけではなく、水道から水が出ること。暖かい布団で寝られることなど、本当はとても感謝すべきことだったんだなとわかるようになりました。
この考え方の変化は些細なものですし、普段から常に考えられているわけではありません。ただ、1日の中でそうしたことに対する感謝を持てるようになったことは僕自身にとってはとても大きな変化でした。
感謝ノートをさらに強力にするテクニック
この感謝ノートから得られる効果をさらに強化するテクニックがあります。それは、書いていることを目の前に思い浮かべたり、頭の中でもう一度経験しているように再生することです。
よく、脳は現実と想像の区別がつかないと言いますよね。ホラー映画を観ている時、本当は自分には危害が及ばないと知っていても、身体はアドレナリンを放出して心臓がドキドキしたりします。それと同じように、感謝できることを追体験するように頭の中で再生した場合は身体にも良い変化が起こりそうです。
感謝ノートに書き込むだけでも効果がありますが、それに加えて頭の中で再生するということも忘れずに実践していきたいと思います。
まとめ
以上、『ハーバードの人生を変える授業』最初の課題である「感謝する」を実践したことについて書きました。これは1週間だけ続けていけばいいというものではなく、定期的に行う必要があります。本書でも、少なくとも週に1回は続けていきましょうとありました。
僕は年末にワインを飲みながらほぼ日手帳を読み返すことを楽しみに記録しているので、このまま毎日感謝できることを書き続けて行こうと思います。大晦日に1年分の感謝を振り返ることを想像すると、今からとても幸せな気分になれますね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。この記事の内容が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
これからも学んだことや役に立つことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、また。
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