どうも、海馬(@Transtier)です。
『ハーバードの人生を変える授業』第3週目の課題は「運動する」です。この課題を目にした時、正直ドキッとしてしまいました。
小学校低学年時代は水泳の選手コースで放課後は毎日泳いでいましたし、小学校高学年から中学校時代は野球部として毎日練習をしていました。また、高校時代は運動部に所属していませんでしたが、毎週のように友人と自転車に乗って東京西部から100km圏内はサイクリングコースとして走り回っていたので、それなりに運動量はあったと自負しています。
しかし、そこから社会人となり、車通勤をするようになった今では、ほとんど運動と呼べるような活動はできておらず、運動という言葉に対して後ろめたい気持ちすら芽生えていました。
そこで、今回の課題を通じて改めて「運動する」ということに対して向き合うことにしました。すると、僕自身が「運動」をある種、神聖化してしまっていたことに気がついたんですね。
今回は課題の振り返りと、考えたことについて書いていきたいと思います。
目次
運動を習慣にすることのメリット
まず最初に、今回の課題と運動することに関するメリットについてです。
習慣化することが大切
「運動する」ということは、思いついた時に運動すればいいということではありません。習慣的に行うことにより、運動から得られるメリットを最大限に教授することができます。前週の課題が「習慣化する」であり、いい習慣を身につけることの大切さを学んだ後ですので、運動することも習慣として取り入れたいところです。
具体的に本書で記されていたのは、週に3回、10分間のウォーキングから始めてみることであり、最終的には1回につき45分間の運動を週4回というのが挙げられています。半年間どのように運動するかという決意をノートに書き出したり、友人や家族とシェアすることも推奨されています。
▼習慣化に関しての話は以下の記事に詳しく書いていますのであわせてどうぞ!
関連記事:習慣をつくる3大要素|変化するために必要なことは「習慣化する」こと
運動は精神面でも重要
運動は肉体的な健康に重要だということは容易に想像できます。ところが実際には運動は肉体だけではなく、精神面の健康維持にもとても効果があるそうです。
本書に記載されていましたが、デューク大学医学部の研究によると、うつ病と診断された患者の大半にとって、週3回、1回30分程度の運動を行うことは、抗うつ剤を服用するのと同じような効果があったということです。逆に言うと、
「運動しないこと」は「憂うつになる薬を服用しているのと同じようなもの」
とまで言われています。
それだけ運動することは健康効果が高いので、しっかりと取り組んでいきたいところですよね。次のパートから、気づいたことや考えたことを書いていきます。
運動とはスポーツだけではない
運動とはスポーツのみにあらず
僕はこれまで、運動をしているかと問われた時、「何かスポーツをしているか?」というように頭の中で変換して考えていました。しかし、本書の中で
私たちはもともと昼食のために草食動物を追いかけ、自分たち自身がライオンの餌食とならないように走って逃げるようにつくられています
という記述がありました。
この文章を読んだ時、生活全般で身体を動かすことも運動だと捉えていいのだと考え方が変わり、目の前が開けたような気がしましたね。
運動強度METs表の中に家庭や職場が含まれている
かつて僕が医療系の専門学校に通っていた時、METsという言葉を習ったことを思い出しました。メッツと読みますが、これはエネルギーの消費量についての評価基準となります。横になったり、楽な姿勢で座ったりしている状態のエネルギー消費量を「1」とした場合、何倍のエネルギーを消費するかを目安とした数字の単位がMETsです。
料理や洗濯は「2.0」であるので、安静時と比べて2倍のエネルギーを消費します。動物や子供と活発に遊ぶ場合は6倍近い消費量となりますので、子供と遊んだ後にグッタリするのは運動強度が高いからというわけです。
METs表には家庭内、職場内、スポーツなど細かく表示されていますので、興味がある方はぜひ検索してみてください。
この視点から考えるのであれば、家庭内や職場での活動も、すべて運動だと捉えることができるのではないでしょうか。
現場作業も運動と言える
現場作業者は毎日運動している
僕のメイン業務は倉庫内作業の管理のため、他のチームメンバーに比べるとそれほど現場作業に十字しているとは言えません。しかし、事務作業だけを8時間やっていると集中力が下がりますし、頭も働かなくなるので、気晴らしにピッキング作業は毎日入るようにしています。
この課題に取り組む際、スマートフォンに搭載されている歩数計を何の気なしに確認してみたところ、1日平均でおよそ4kmは歩いていることが分かりました。スポーツやウォーキングとは言えないかもしれませんが、思ったよりも体を動かしていたんですね。
お金をもらいながら運動できてお得
ピッキング作業を運動と考えた時、頭の中に1つの考えが浮かびました。それは、お金をもらいながら運動できるなんてラッキーだということです。
普通はお金を払って運動することが多いですが、僕たち現場作業がある仕事においては、お金をもらいながら運動することができるんですよね。以前はオフィスで事務作業をして、仕事終わりにジブで筋トレをするというような生活に憧れていました。
しかし、お金をもらいながら運動もできるなんて、今の仕事はとても恵まれているのだと実感できましたね。
まとめ
伊樹、第3週目の課題である「運動する」ことについて書きました。
ピッキング作業を運動と呼ぶなど、筆者が想定している運動とは多少違うかもしれませんが、まずは僕自身の意識改革から始めてみたいと思います。どんなにいい活動であっても継続できなければ意味がないので、だいぶ僕自身の生活ベースに寄せてみました。
習慣として続けていく中で、エレベーターではなく階段を使ってみるとか、近くのお店まで車ではなく歩いて行ってみるなど、プラスアルファの運動を取り入れていければと思いました。
みなさんもぜひ、日常の中に体を動かすという意味での運動習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。この記事の内容が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
これからも学んだことや役に立つことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、また。
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