どうも、海馬(@Transtier)です。
2019年に外資系企業へ転職し、3ヶ月でオペレーション・マネジャーとなりました。新規立ち上げ業務だったことや、天災による業務停止、お客様からの無理難題、そしてチーム内をまとめることなど、多くのストレスを感じ、イライラしてしまうことが多くありました。
がむしゃらに仕事をしている時はそういった感情のコントロールがうまくいかず、後になって感情を表に出してしまったことを後悔したこともあります。やはりチームのマネジャーの言動というのはメンバーから見られているので、感情的になることは立場上ふさわしくありませんよね。
天下統一を果たした徳川家康の遺訓(とされているが諸説あり)にも「いかりは敵と思え」という言葉がありました。そこで、今後のためにもアンガーマネジメントを学ぼうと思ったわけです。
僕が学ぶのは生涯学習のユーキャンによる「アンガーマネジメント ベーシック講座」です。
目次
徳川家康の遺訓
遺訓と出会う
中学3年生の時に大河ドラマ「利家とまつ」を観たことがきっかけで、戦国時代に興味を持ちました。それからはPS2の太閤立志伝という戦国時代のゲームにどハマりし、高校時代は戦国大名のことを調べたりして過ごしましたね。
ある時、百円ショップに行ったところ、木で出来た置物が目に入りました。台座があり、そこに文字が白文字で次のように書かれていたのです。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
なぜかこの言葉に惹かれ、買って帰りました。後になって調べてみると、この言葉は徳川家康の遺訓と言われていることがわかったのです。
いかりは敵と思え
徳川家康の遺訓として伝えられている先の言葉ですが、実際には後になって創作されたという説もあるようです。そもそも歴史というのは勝者によって美化されているものなので、仮に後付けだったとしても、言葉の素晴らしさに何ら変わりはないと思いますが。
あの言葉は徳川家康の人生として伝えられている内容にも沿っているので、だからこそ心に響くものがありました。
この言葉の中で一番印象的なのが「堪忍は無事長久の基 いかりは敵と思え」という部分です。やはり人間は怒りに任せてはいけないんですよね。
今、まさにアンガーマネジメントを学ぶ時
せっかく高校時代という比較的早い時期にこの言葉と出会っていたのに、全く実践できていませんでした。これまでは組織の中でメンバーとして働くことが多かったですが、これからは組織の上に立って働くことが増えてきます。
だからこそ、帝王学の1つとしてアンガーマネジメントを学び、怒りをコントロールする技術を身につけたいと思いました。
ユーキャンのアンガーマネジメント ベーシック講座
受講しようと思ったきっかけ
僕がこの講座を受講しようと思ったきっかけは、たまたま僕のメールBoxにユーキャンからのお知らせメールが届いたことでした。その時はコーチングについて学び、コーチングの通信教育を検討していたので、ユーキャンで何かを受講しようという考えはありませんでした。
しかし、色々な講座があるもんだと眺めていると「アンガーマネジメント ベーシック講座」が気になったんですね。それまでアンガーマネジメントという言葉をそれほど意識したこともありませんでしたが、その時は今の自分にとって最優先で学ぶべきはアンガーマネジメントだという直感が働いたので、すぐに申し込みをしてしまいました。
ちょうど2020年5月のステイホーム週間もありますし、勉強できるいい機会になるんじゃないかと。
講座の内容と認定資格
アンガーマネジメント ベーシック講座は2冊のテキストと2回分の添削課題で構成されています。テキストは基礎編と実践編という構成になっていて、1冊目の基礎編が終わった段階で添削課題を提出するようになっています。ユーキャンのテキストはイラストや文字が大きいので、とても読みやすいです。
しかしテキストを受け取って最初に頭に浮かんだことは、思ったよりも薄いということ。産業能率大学の通信課程での添削課題から考えると、第1回目の添削課題は1時間もあればテキストを読みながら提出できるところまで進められそうでした。
また、2回目の添削課題はアンガーマネジメント協会認定のベーシック資格の試験も兼ねているので、合格をすれば資格も取得することができるようです。資格認定が目的であれば、標準学習期間の3ヶ月は絶対にかからないだろうと思います。
僕は今回のアンガーマネジメント ベーシック講座の受講は資格取得が目的ではなく、実際に活用できることを目指しているので、しっかりと自分のものにできるようにまとめながら学んでいきたいですね。
ユーキャンへのリベンジ
以前に未来の履歴書を書くという記事の中で書きましたが、僕はこれまでユーキャンの講座を頼み、途中で挫折するということを何度か繰り返していました。本当に情けない話です。。。
今回は未来の履歴書やほぼ日手帳を活用した目標管理術を使えるようになった僕が、しっかりとユーキャンを完遂できるかというリベンジでもあります。修了したら認定証が発行されるので、また記事として報告したいですね。
まとめ
以上、徳川家康の遺訓から「いかりは敵と思え」ということを学んだということを記事にしました。
これからはメンバーを管理する立場として、怒りのコントロールをできるようになるためにも、ユーキャンのアンガーマネジメント ベーシック講座で基礎からみっちり学びたいと思います。アンガーマネジメントはどんなものなのか、ブログを読んでくださる方にも伝わるように今後も記事を更新していきますので、よろしくお願いします。
それでは、また。
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