教うるは学ぶの半ば|コーチングを行うことでコーチが得られる4つのメリット

どうも、海馬(@Transtier)です。

僕は現場の管理を任されているので、必然的にメンバーへのコーチングも任されるようになりました。相手の個性を把握し、メンバー・オリエンテッド・アプローチによって支援をしようとしても、思うようにいかず、自分のコーチ力の無さを嘆くことがあります。

正直、自分の業務を後回しにしてまでコーチングを行うメリットはあるんでしょうか?

そう思っていたところ、コーチングを行うことでコーチが得られるメリットを見つけました。コーチの役を担うことのメリットについて疑問に思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

一言で表現するなら「教うるは学ぶの半ばなり」ということになりますね。

 

「教うるは学ぶの半ば」とは?

「教うるは学ぶの半ば」の意味

”人に何かを教えるということは、同時に自分自身にとっても勉強になる”という意味のことわざです。人に何かを教える時は生半可な知識では不十分で、よく勉強して理解をしていなければなりませんよね。

他には自分が理解したつもりでいても、他人からの指摘によって新たな考え方や側面を知るということもあります。この辺りは僕のテーマである「無知の知」とも重なるので、コーチングを行うことの魅力を大変感じました。

「教うるは学ぶの半ば」の由来:四書五経から

この言葉の由来ですが、「書経」から来ているそうです。書経とは何かよく分からなかったので調べてみると、儒教の経書の中で重要と言われている四書五経の1冊だそうです。四書五経は古来の日本人が読むことで自らを磨き、高めていったということですので、僕もいつか読んでみたいと思いました。

 

コーチが得られる4つのメリット

1. コーチ自身のスキルや経験の棚卸しになる

どの業種でも一定の期間ごとに資産管理の観点から棚卸しを行いますよね。人間も一緒で、定期的に棚卸しを行うことで普段は意識していないスキルや経験の棚卸しになるということが第一のメリットです。

かつては苦労して覚えたことでも、長年続けていると当たり前になってしまい、それが貴重なスキルだったということを意識しなくなってしまいます。メンバーがコーチのようにうまく仕事ができないのはなぜなのか。

実は自分が当たり前のように考えているスキルや経験こそがその鍵になっているかもしれません。そういった意味で、自分のスキルや棚卸しを定期的に行うということは必要ですね。

2. コーチの仕事の幅が広がる

今までコーチが担当していた業務をメンバーができるようになれば、コーチはもっと創造的な仕事や付加価値の高い仕事を行うことができるようになりますよね。自分の仕事だと抱え込んでいては、結局同じ仕事しかすることができません。

コーチングによってメンバーを育成することにより、自分はさらに貴重なスキルや経験を手にするチャンスを手にいれる。それこそがコーチングによる第二のメリットです。

3. コーチのマネジメントの経験となる

コーチを行う人が次に期待されるのは、業務やメンバーを管理するというマネジメント職ですよね。コーチングを行なってメンバーの成長を支援するという活動は、メンバーの個性を把握し、相手と寄り添うということでした。

この経験は、コーチがマネジメント職に就いた暁に必ずいい経験となります。これがコーチングによる第三のメリットですね。

組織は人で成り立っている以上、人を大切に伸ばしていける人材は評価されてきます。

4. コーチの人材育成評価が上がる

いくらコーチ自身が優秀でも、その下が全く育たなければ、コーチはその職場に居続けるしかありません。自分自身が優秀であることも大事ですが、優秀なメンバーを育て、組織に貢献するということは非常に大切なことです。

組織も人材育成能力が高いコーチの評価は高くしてくれるでしょう。それが第四のメリットであると言えます。

 

僕が現場で感じたコーチのメリット

仕事の幅が確実に広がった

4つのメリットはどれも感じていますが、その中で顕著に感じているのが仕事の幅が広がったということです。これまでは管理系の仕事をすべて自分で行なっていたので、業務量が増えて僕が作業の手伝いに入ると、管理系の仕事に手をつけられるのは残業時間帯のみとなっていました。

その結果残業時間が増え、会社からも削減を求められます。そうは言っても管理系の仕事をできる人材がいないんだから仕方ないじゃないか。

そう考えていましたが、それは単純に僕がコーチとしてメンバーを育成できていなかったからなんですよね。今では管理系の仕事までほぼメンバーに任せられるようになり、僕は新しい業務の立ち上げを手伝うことができています。

人材育成の評価が上がった

もともと現場作業ばかり行なっていたチームリーダーに対して育成を行い、自分が得意とする在庫管理やPC関連業務を教えたことによって、そのチームリーダーは僕の上司からも一目置かれる存在にまで成長してくれました。

そのおかげもあり、僕自身も人材育成による年度末評価が高くなっていました。人を育てることは自分のライバルを増やすだけだと思っていた時期がありました。しかし、実際はそうではなく、人を育てることによって自分自身も大きく成長できるんだと実感しましたね。

 

まとめ

以上、コーチングを行うことでコーチが得られる4つのメリットについて書きました。

  1. コーチ自身のスキルや経験の棚卸しができる
  2. コーチの仕事の幅が広がる
  3. コーチのマネジメントの経験となる
  4. コーチの人材育成評価が上がる

コーチは人に対して興味を持ち、寄り添っていく必要があるので、重荷に感じたりめんどくさいと思ってしまうこともあるかと思います。しかし、コーチという大任を任されたからには、メンバーと同様に強い意欲を持って主体的にコーチングに取り組んでいくことが期待されているんですよね。

教うるは学びの半ば」の意味も思い出し、これからもコーチングに取り組んでいきたいと思います。

それでは、また。

 

前回の記事

効果的なコーチングを行うために|メンバーの能力と意欲を主体的に高めていく

 

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メンバーの問題と課題から育成目標を設定する|コーチングに必要な育成計画の作成

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「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC955点。英国と米国に滞在経験あり。2020年秋に産能大学卒業予定。学べる環境に感謝。