毛細管現象と蒸散の関係|吸収するためにアウトプット

どうも、海馬(@Transtier)です。

このブログやTwitterアカウントには、共通のテーマがあります。それは、僕が学んだ内容をアウトプットするということです。以前は学ぶということを考えた時、一番重要なのは知識を大量に覚えることだと考えていました。

しかし、どれだけ知識を蓄えたとしても、実生活の中で活かせなければ意味がないですよね。そこで、意識的にアウトプットを心がけたところ、これまで以上に自分が知らなかったことと出会う機会が増え、まさに無知の知の大切さを実感しています。

アウトプットをすることで新しい情報が入るということについて調べていると、これは知識や情報だけに限らず、なんと植物の世界でも同様のことがあるということが分かりました。今日はその植物について学んだことを書いていきます。

 

毛細管現象について

毛細管現象という言葉は、確か中学校の理科で習った覚えがあります。これは植物が地面から水分を吸収する際に起きる現象のことですね。毛細管現象は英語では “Capillarity” だそうです。もし植物に関する英文を読む機会があったら、目にするかもしれないですね。

 

日常で見られる毛細管現象

毛細管現象について学んでみたところ、物理的な用語が多くてかなり難しかったです。本当に詳しく理解したい方は、Wikipediaの毛細管現象のページなどを読んで頂くことにして、簡単に言ってしまえば「細い(狭い)ところに入っていく水の性質」と言うことができます。

キーワードとしては、水の粘性水圧大気圧となるでしょうか。要するに、

  1. 水が細い管の壁にくっつく(粘性)
  2. 大気圧と粘性が相殺し合う(上からの圧力VS壁にくっつく力)
  3. 水圧が押し上げる

というような形になるため、本来は水圧と大気圧で釣り合っていた水面の高さが、粘性を発揮することで上に登っていくわけです。本当はもっと難しい内容なんでしょうが、文系の僕にはそこまで理解できませんでした。。。

気を取り直して、日常生活の中でどんな毛細管現象があるかと言うと、

  • 筆にインクを染み込ませる
  • 蕎麦やそうめんにつゆが染み込む
  • 水たまりの一部にタオルを落とすと、全体が濡れる

というようなことが代表的な例ですね。

 

植物と毛細管現象

本題である植物が水を吸収する仕組みは、前述した毛細管現象によるものです。中学校の理科で習ったように、植物には栄養を運ぶ師管と水を運ぶ導管がありますが、その導管に働く毛細管現象では、1気圧の場合は高さ10mくらいにしかならないそうです。

ということは、本来であれば10mを超える高さの木は存在しないことになりますよね。なぜなら、10mを超える高さまで水を運べないからです。それなのに、10mを超える木がなぜあるのかというと、それは葉っぱから水分を排出する蒸散という作用があるからなんです。

 

蒸散について

蒸散とは、植物の体内にある水分を水蒸気にして発散することですね。ちなみに英語では”Evaporation”と言います。

蒸散は葉っぱの裏側にある気孔という穴から行われています。顕微鏡で見た気孔の画像を見ると、人の唇みたいで面白いんですよね。そこから人間と同じ様に呼吸をしているんだと思うと、植物も生きているんだなと改めて実感しました。あ、気孔は英語で”Pores”です。

 

蒸散の役割とは

植物にとって、蒸散の役割とはなんでしょうか。

1つは先ほど書いたように、毛細管現象でさらに高いところまで水分を持ち上げるために必要な作用です。蒸散で水蒸気を発散することにより、管内の圧力が下がるため、水分を上まで引っ張り上げることができます。

そしてもう一つの作用は人間と同じ様に、自分の温度を下げて温度調節を行うというものですね。植物が温度調節をするというのは、認識したことがなかったので、新たな発見でした。

 

世界一高い木は蒸散の達人

この動画で紹介されているのは、世界一高い木があるとして知られるカリフォルニアのレッドウッド国立州立公園です。樹齢2000年を超しながら、毎日の蒸散量はおよそ1,900リットルにもなるということで驚きました。

ちなみに樹高はなんと100mを超えるものがあるとのこと。このレッドウッドの森は毎朝雨が降るそうですが、それにはこの樹々の蒸散量も関わっていると考えられているということでした。つまり大量に蒸散することによって地面から水分を吸い上げるだけではなく、その蒸散した水蒸気によって雨も降らせるという。

ある意味、完璧な循環型システムです。まさに、世界一高い木は蒸散の達人ですね。

 

アウトプットをすることで、循環が生まれる

何かを学ぶ時、まずは大量にインプットをしようと考えます。英語で言えば、単語を覚えたり、文法を学ぶのがそのインプットの時期だと思います。

しかし、そうやってインプットばかりをしていても、なんだか自分に進歩が見られなくなったような気がする時がやって来ます。それがきっと、毛細管現象でいう10mの高さなんじゃないのかなと。

考えてみれば食事だって、健康にいいものをずっと食べたとしても、うまく排泄ができなかったら病気になりますよね。まずアウトプットをして身体の中を空にし、そこに新しいものを入れる。これが本来の形であると思いました。

 

まとめ

というわけで、植物におけるアウトプット(のようなもの)である毛細管現象と蒸散について学んできました。学べば学ぶほど、自分の中の色々な知識と結びつき、新しいネットワークが生まれている感じがします。

今までは自分の中である程度のレベルにならないとアウトプットできないと考えていましたが、実際には逆で、アウトプットをすることによってある程度のレベルに到達できるのかなと。

今後も植物を見習い、まさに呼吸をするように知識をアウトプットし、そして新たな知識をインプットしていきたいと思います。みなさんもぜひ、どんどんとアウトプットをしていきましょう!

それでは、また。

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ABOUTこの記事をかいた人

「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC925点。英国と米国に滞在経験あり。産能大学通信課程3年生在学中。学べる環境に感謝し、#ありがとう100万回チャレンジ 挑戦中。