【ほぼ日手帳の活用法】過去の経験と現在の記録|自分の取扱説明書を作ろう

取扱説明書のイメージ

どうも、海馬(@Transtier)です。

皆さんは新しい製品を購入した際、ちゃんと取扱説明書は読むでしょうか。僕の観測範囲では、割と取扱説明書をしっかり保管しておくけど、読みはしないというタイプの人が多い印象です。

取扱説明書をしっかり読めば故障を防げたり、製品が本来発揮できるパフォーマンスを100%引き出すことができたりするのに、読んでいないことで損をするということはありますよね。ふと考えた時、これは自分自身にも当てはまるのではないかと思ったわけです。

僕はほぼ日手帳を毎日書いているのですが、日々の記録を読み返し、まとめることで自分自身のパフォーマンスを上げる行動と下げる行動を知ることができると考えました。さらには過去の経験を棚卸しすることで、より深く自分自身を知ることができる取扱説明書を作ることができます。

どんな製品やサービスよりも毎日使うのは自分自身ですよね。今回は「自分自身の取扱説明書」を作っていくことについて書いていきたいと思います。

僕が日々書いている内容はこちら↓

<ほぼ日手帳術>目標管理のため、朝と夜に書いている4つの項目|目標の可視化

 

自分自身の取扱説明書として載せるべきこと

スペックを書き出す

まず初めに取扱説明書を作ると考えた時、大事なことは自分自身のスペックを知ることだと思います。スペックというと機械的で少し嫌な響きに感じる人もいるかもしれませんが、スペックを把握しておくことはとても重要ですよね。

  • 身長や体重などの肉体的スペック
  • 資格や学歴などの社会的スペック
  • 趣味や嗜好などの精神的スペック

例えば上記のようなものが当てはまるのではないでしょうか。肉体的スペックに合わない仕事や挑戦というのは、合っている人に比べて大変になりますし、精神的スペックが異なるグループに混ざろうとするのも辛くなります。

改めて自分のスペックを知ることにより、自分に合った選択肢を選べるようになりますね。

最高のパフォーマンスを引き出せた状況

次に、これまでの人生を振り返り、自分が最もパフォーマンスを発揮できた状況はどのような場合だったのかを知ることは非常に大切です。これは仕事だったり家族や友人との関係だったりと色々ありますが、例として僕の野球部時代のことを書いておきます。

僕が中学時代の野球部で最もいいパフォーマンスを発揮したのは中学1年の時でした。その時は1番打者でセンターを守っていて、打率は6割以上という自分でも驚きの好成績だったんですね。

1番打者というのはランナーがいない状況で打席に立つことが多く、監督からサインを出されることが少なかったので、バッティングだけに集中すればよかったわけです。また、センターというのも打球が飛んできたら走って追いかければいいので、それほど頭を使わずに済みました。

つまり、1番でセンターを守っていた時代の野球は僕にとって、あまり頭を使わず、飛んできた球を打って捕るというシンプルなスポーツでした。

最低なパフォーマンスだった状況

逆に、自分が最もパフォーマンスを発揮できなかった状況についても知ることが大切です。あまり思い出したくないことも多いですが、自分が同じような状況に迷い込まないよう、しっかりと経験の棚卸しをしておくことが大切です。

例としてまた野球部での話になりますが、最低のパフォーマンスだったのは2年生の時で、3番でショートを守っていた時でした。普通であればクリーンナップかつショートという内野でも花形ポジションを任されていたので、嬉しいはずですが、僕にとってはとても苦痛でした。

3番はランナーが得点圏にいてプレッシャーがかかることが多かったですし、監督からのサインも細かく出されます。ショートも2塁牽制でピッチャーにサインを出したり、守備の要なので外野手からの返球をリレーしたりと、とにかく頭を使う立場となりました。

今は頭を使うことが好きですが、当時はその状況が非常に苦痛で、打撃も守備も悪くなり、監督からしょっちゅう怒られては不機嫌になるという悪循環に陥っていましたね。その後はショートからレフトにコンバートされたことにより、打率は4割台まで回復しました。

 

日常生活の行動レベルを知る

先ほどはパフォーマンスに関する経験の棚卸しをしましたが、次は日常生活レベルについて知っていきます。

調子が上がる行動は何か

皆さんも意識してかどうかにかかわらず、日々さまざまな行動を取っていますよね。

その中には自分の調子が上がる行動があると思います。浴槽にゆっくりつかると翌日の疲れが取れるとか、オレンジジュースを朝飲むと元気が出るとか。

そのような行動を集めていき、意識して実践することで自分のパフォーマンスを引き上げることに繋がります。

調子が下がる行動は何か

同じように、調子が下がる行動についても知ることが大切です。どちらかというと、こっちを意識した方がいいのではないかと考えています。

僕は最近早く寝るように意識しているのですが、先日久しぶりに12時以降に就寝した結果、翌日は午後から疲労感を感じやすくなりましたし、なぜだかネガティブ思考に苛まれてしまいました。これまでは午前1〜2時に寝ても平気だと考えていましたが、実際にはかなりローパフォーマンスな生活をしていたようです。

そこから、とにかく睡眠時間だけは確保することを意識するようになりました。自分の性能を下げないことで、結果として日々のパフォーマンスを上げることにつながるのではないでしょうか。

 

まとめ:もっと自分自身に興味を持とう

以上、自分自身の取扱説明書を作ることについて書いてきました。記事を書いていてふと思ったのが、もっと自分自身に興味を持つべきだということです。

つい他人のことや、自分と関わりのないことなどに意識を向けてしまいがちですが、常に一緒にいるのは自分自身ですよね。なので、過去の経験を棚卸しすることや毎日の行動を記録することにより、自分のパフォーマンスを最大限発揮できるようになっていきたいと思いました。

皆さんもぜひ、自分自身の取扱説明書を作ってみてくださいね。

終わりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。この記事の内容が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

これからも学んだことや役に立つことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

それでは、また。

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ABOUT US

海馬
「無知の知」を自覚し、学び続けています。 増やした知識が単なる記憶の蓄積とならないように、ブログ「知識の海から」を立ち上げました。 学んだことや考えたことをアウトプットしていきます。英語が好きで、独学でTOEIC955点。英国と米国に滞在経験あり。2020年秋に産能大学卒業予定。学べる環境に感謝。